モウリーニョ監督、確執&構想外説のデレ・アリ残留を強調 「うんざりしていない」
リーグ開幕戦で前半のみで交代となり、構想外説が浮上
トッテナムのジョゼ・モウリーニョ監督とイングランド代表MFデレ・アリは、関係に亀裂が入っているのではないかと報じられてきた。だが、指揮官は問題ないと強調したと、英衛星放送「BBC」が報じている。
今シーズンのプレミアリーグ開幕戦となったエバートン戦(0-1)に先発出場したアリは、ハーフタイムに交代。その後、UEFAヨーロッパリーグ(EL)予選ロコモティフ・プロブディフ戦(2-1)、プレミアリーグ第2節サウサンプトン戦(5-2)ではメンバー外となり、指揮官の構想から外れたのではないかと伝えられていた。
レアル・マドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)といった欧州のメガクラブへの移籍も報じられたが、モウリーニョ監督はアリの放出については、まったく考えていないようだ。
「BBC」によると、モウリーニョ監督は「私はデレにうんざりしていない。彼は素晴らしい若手だからだ。うんざりしているのは、デレに関する質問だ。私は99%の責任は選手にあると思っている。1%が私をはじめ、彼と一緒に働く者、全員にある。1%だ」と、今後もアリがクラブに残れるかは、彼自身によるところが大きいとした。
開幕戦ではモウリーニョ監督によって、ハーフタイムでベンチに下がったアリ。再び存在感を示し、中盤の選手が豊富なトッテナムでプレー時間を確保できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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