リバプールFWが“騙し討ち”? 「パニックで言いなり」の相手GKが痛恨ミスと英注目
チェルシー守護神ケパのパスミスを誘発したのはフィルミーノ? 「ブラジル人はケパに対して…」
リバプールは現地時間20日、プレミアリーグ第2節でチェルシーと対戦し、2-0と勝利を収めた。セネガル代表FWサディオ・マネは相手GKケパ・アリサバラガのパスをカットし追加点を奪ったが、ケパの痛恨ミスを誘発したのはブラジル代表FWロベルト・フィルミーノであると英メディアが注目している。
昨シーズン、30年ぶりにリーグ優勝を達成したリバプールだが、今季の開幕戦では昇格組のリーズ・ユナイテッドに4-3と薄氷の勝利。そのため、今夏大型補強を敢行したチェルシーとの一戦では苦戦は避けられないと見られていたが、蓋を開けてみるとリバプールが手堅い試合運びで盤石の勝利を手にした。
試合の勝敗が決定的となったのは、1-0で迎えた後半9分だった。チェルシーの守備陣がケパへとバックパスした瞬間、マネが猛烈なプレッシングをかけ、慌てたケパが縦パスをカットすると、こぼれ球をそのまま無人のゴールへと流し込んだ。
現地メディアではケパの痛恨ミスが槍玉に挙げられたが、英メディア「スポーツ・バイブル」は「リバプールサポーターはフィルミーノがマネのゴールのためにケパを騙し討ちした」と見出しを打ち、マネがボールカットできるよう、フィルミーノがケパの縦パスを誘発したと指摘している。
記事では、フィルミーノがケパに対して指示している瞬間の画像を掲載し、「一部のファンは、フィルミーノが得点したマネと同じくらい貢献したと主張している。ブラジル人はケパに対してパスを選ぶよう伝え、ケパはパニックで言いなりになった」と説明。マネが爆発的なスピードで詰めてくる慌てた状況下で、もしかしたらケパはフィルミーノの「縦にパスを出せ!」という指示を味方と勘違いしてしまった可能性もありそうだ。
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