「天才的!」と海外絶賛 柏の主将MF大谷、技ありの10m超“ループヘディング弾”
札幌戦で決勝点をマーク、大谷自身リーグ戦では3年ぶりのゴール
柏レイソルは23日、J1リーグ第18節で北海道コンサドーレ札幌と敵地で対戦し、1-0で勝利した。3試合ぶりの白星を手にしたなか、主将のMF大谷秀和がリーグ戦で3シーズンぶりに決めた決勝ゴールに、海外からも称賛の声が上がっている。
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直近2試合で白星から遠ざかっていた柏は、札幌ドームに乗り込んだこの日、前半から手堅い試合運びを見せてチャンスを窺っていく。そしてスコアが動いたのは、0-0で折り返した後半7分だった。
敵陣左サイド、ゴールまで約30メートルの位置で獲得したFKの場面。MF三原雅俊がキッカーを務め右足を振り抜くと、低い弾道のボールがペナルティーエリア内に飛んだ。落下地点にフリーで構えていた大谷は、この難しいボールを体をひねりながら下からすくい上げるようにしてヘディングシュート。美しい弧を描いた一撃は、札幌GK菅野孝憲の頭上を越えてゴール右上隅に吸い込まれた。
35歳のベテランMFが決めた技ありのゴールに、海外メディアも反応。オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」公式ツイッターは、「まったくもって天才的なヘディング!」と絶賛した。
大谷にとって、リーグ戦では3シーズンぶりのゴールとなったが、今季も中盤の要としてここまで15試合に出場。いぶし銀のプレーが光る名ボランチが、攻守に年齢を感じさせない活躍を見せている。
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