メッシはリーダーシップに欠ける? 元アルゼンチン代表FWが指摘「チームが優位でない時…」
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カニーヒア氏が母国のテレビ番組で言及 メッシは「逆境で苦労する人間」
元アルゼンチン代表FWクラウディオ・カニーヒア氏が、バルセロナ残留の決まった同胞のFWリオネル・メッシに言及し、そのリーダーシップに疑問を投げかけている。スペイン紙「スポルト」が報じた。
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バルサの下部組織で育ったメッシは、2004年に17歳でトップチームデビューすると翌年5月、当時のクラブ史上最年少記録となるリーグ初得点をマーク。これまでリーガ・エスパニョーラ制覇を10回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を4回など数々のトロフィーを手にしただけでなく、昨年12月には史上最多となる6度目のバロンドール受賞を果たすなど、現在もサッカー界のトッププレーヤーの1人として輝きを放ち続けている。
ただ、昨季はリーグ優勝を逃したうえに、CLでは準々決勝でバイエルン・ミュンヘンに2-8の大敗を喫し、12年ぶりに無冠でシーズンを終えた。また、アルゼンチン代表としては2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)決勝でドイツに敗れるなど、4回の出場でいまだに一度も世界一になった経験がない。
現役時代、リーベル・プレートやボカ・ジュニアーズ、ベンフィカなどでプレーしたカニーヒア氏は、母国のテレビ番組「Canal26」に出演し、試合で相手チームが優位にある際のメッシのリーダーシップの欠如を指摘している。
「自分のチームが優位でない時、メッシはリーダーシップに欠けているかもしれない。メッシは責任を背負うし、彼がそういう気質なのは明らかだ。自チームが相手のチームよりも劣ると思うと、彼は苦しむ。ピッチで自分のチームが優位でなく、簡単には勝てないと思うと、調子が悪くなる。逆境で苦労する人間だ」
昨季終了後にクラブへ退団希望の意思を示したものの、最終的にはあと1シーズンは残留することが決まったメッシ。果たして、この逆境を乗り越え、今季こそクラブにトロフィーをもたらすことはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)