イニエスタが1得点1アシスト 監督退任の神戸が8戦ぶり勝利、計7得点の撃ち合い制す
前半9分に山口が2試合連続ゴール、イニエスタも今季初ゴールで貢献
トルステン・フィンク監督が電撃退任したヴィッセル神戸は、23日のJ1第18節サガン鳥栖戦で4-3と撃ち合いを制した。8月23日の第12節・浦和レッズ戦以来、8試合ぶりの白星を手にしている。
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神戸は21日にフィンク監督の退任とコーチ3人の契約解除を発表。鳥栖戦ではマルコス・ビベス・アシスタントコーチが暫定で指揮を執ったなか、前半9分に先制ゴールを奪う。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが鋭いドリブルからエリア内に持ち込み、飛び込んだFWドウグラスがこぼれ球を拾ってバックパス。MF山口蛍が左ポストに直撃する正確な一撃を叩き込み、2試合連続ゴールで幸先良くリードした。
一方の鳥栖も反撃に出ると、同17分に自陣からのロングフィードに走り込んだMF森下龍矢がゴールライン際から鋭いクロスを供給。神戸GK前川黛也がはじいたこぼれ球にFW金森健志が反応し、そのまま流し込んで1-1と試合を振り出しに戻した。
直後に再びゴールが生まれる。同20分、FW古橋亨梧が左サイドをドリブルで駆け上がり、ペナルティーエリア左へパス。ボールを受けたイニエスタがドリブルで侵入し、角度のない位置から思い切りよく左足を振り抜き、鮮やかにニアサイドを破って神戸が勝ち越しに成功。イニエスタは今季リーグ戦14試合目の出場で初ゴールをマークした。
後半に入るとすぐさまスコアが動く。同6分、神戸のゴール前で鳥栖がFKを獲得。MF原川力が壁の上を超える巧みな一撃を叩き込み、2-2となった。二度追いつかれた神戸だが、後半10分にイニエスタが左サイドから右足でクロスを送ると、ドウグラスが触り、古橋が抜け出して勝ち越しゴールを奪う。さらに同23分、高い位置でボールを奪った神戸は、イニエスタのスルーパスから古橋がドリブルで持ち込み、左足の強烈なシュートでネットを揺らして4-2とリードを広げた。
打ち合いはまだ終わらない。後半26分、鳥栖のMF樋口雄太がエリア内にラストパスを送り、FW林大地が右足で合わせて4-3と1点差に詰め寄り、その後も一進一退の攻防を繰り広げる。
両軍併せて7ゴールが生まれた一戦は、イニエスタの1ゴール1アシスト、古橋の2ゴール1アシストなどで神戸が勝利。フィンク監督退任で揺れるなかで白星を手にし、復調の兆しを見せた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)