「私たちのボディーガード」 遠藤航、鋭い“タテパス”で攻守に奮闘…地元紙絶賛「チームに不可欠」
開幕のフライブルク戦でチーム2点目をアシスト
今季からブンデス1部に昇格したシュツットガルトの日本代表MF遠藤航が現地時間19日、フライブルクとの開幕戦で大きな存在感を放った。ブンデス1部初挑戦となった先発フル出場。相手に3点を奪われる苦しい展開でも1点を返した後半36分に中盤から鋭い縦パスを入れて2点目を演出。地元紙「シュツットガルター・ツァイトゥング」は「この試合は1人の選手、遠藤航によるものだった」と活躍を絶賛している。
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試合は前半8分にフライブルクが先制。同26分、後半2分と追加点を積み重ねられ、3点ビハインドを負った。それでも、同26分からシュツットガルトが反撃する。FWサーシャ・カライジッチがカウンターから1点を返すと、同36分に中盤で遠藤が前線へ鋭い縦パスを入れた。これをFWサイラス・ワマンギトゥカがしっかり決めて1点差まで迫った。勢いづいたシュツットガルトだったが、惜しくも2-3で敗戦。同紙は「ほぼ引き分けだった」と好ゲームを評価している。
そのなかでも遠藤は中盤で好プレーを連発。スポーツディレクター(SD)のスヴェン・ミスリンタット氏は遠藤のことを「私たちのボディーガード」と呼んでいるという。同紙は「日本人は昨季の強力なパフォーマンスを厳しい夏の準備で達した。チームの不可欠なパーツ」と攻守に奮闘する姿を絶賛。フライブルク戦に関しては全体的な「マン・オブ・ザ・マッチ」だったと高評価を与えている。
18年夏に浦和レッズからベルギー1部シント=トロイデンへ移籍し、昨季にシュツットガルトへ加入。2年目となる遠藤はまだまだ光り輝くプレーを見せそうだ。
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