エイバルFW武藤、デビュー“お預け”も乾vs久保に刺激 「2人の素晴らしいプレーにとても…」
武藤は新シーズンからエイバルに期限付き移籍 いきなりベンチ入りを果たす
エイバルは現地時間19日、リーガ・エスパニョーラ第2節で日本代表MF久保建英が所属するビジャレアルと対戦し、1-2と逆転負けを喫した。フル出場したエイバルMF乾貴士は後半40分から途中出場した久保と日本人対決が実現。この日、ベンチ入りした新加入のエイバルFW武藤嘉紀は、デビューとはならなかったものの、「2人の素晴らしいプレーにとても刺激を受けました」と公式ツイッターで綴っている。
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試合3日前にエイバルに期限付き移籍したばかりの武藤と、ビジャレアルの久保がベンチスタート。一方で乾は左ウイングとして2試合連続のスタメン出場。得意のドリブルで何度もチャンスを作り、チームの攻撃にアクセントを加えた。0-0で迎えた後半5分には、センターライン付近でこぼれ球を拾いMFエドゥ・エスポジトにつなぐと、最後はFWキケ・ガルシアが相手GKをかわしてシュートを流し込み、乾のパスを起点に先制点が生まれている。その後2点を奪われ、チームは1-2で敗れた。
この試合でチームメートの乾は、前半21分に最大の見せ場を作った。ビジャレアルの左CKのクロスを直接キャッチしたエイバルGKマルコ・ドミトロビッチは、すぐに左サイドの最前線に走り出した乾にパントキックでパスを供給する。50メートル以上を飛んだこのボールを、乾は縦に走りながら右足アウトサイドで巧みにトラップ。2タッチ目で縦に持ち出すと、相手DFアルフォンソ・ペドラサを振り切ってカットインしたが、シュートはビジャレアルGKセルヒオ・アセンホの好守に阻まれた。
ベンチスタートとなった武藤は出番が回ってこなかったものの、日本人対決を間近で見て感じるものがあったようだ。自身のツイッターに、乾と久保との3ショットを公開して、思いを綴っている。
「デビューとはなりませんでしたが、2人の素晴らしいプレーにとても刺激を受けました」
武藤にとっては初めてのリーガ挑戦。それでも、切磋琢磨ができる相手が身近にいることは大きな支えとなる。