スアレスは欧州残留を最優先 MLS史上最高額となる年俸10億円の4年契約オファーを拒否
移籍先が決まらない場合、クーマン監督は「戦力として計算する」と発言
米MLS(メジャーリーグサッカー)のインテル・マイアミは、イタリア王者ユベントスとの契約を解除したアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得した。だが、当初はバルセロナに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスの獲得に動いていたという。スペイン紙「AS」が報じている。
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バルセロナのロナルド・クーマン新監督の構想外となったとされるスアレスだが、彼がサッカーをプレーするうえで、最も優先しているのはお金ではないようだ。
米スポーツ専門局「ESPN」によれば、「スアレスは年俸800万ユーロ(約10億円)の4年契約のオファーを断った」という。マイアミ移籍が決定したイグアインの年俸は700万ユーロ(約8億7000万円)とされるが、それを上回るオファーが届いていたようだ。
将来的にアメリカでのプレーを希望していたスアレスだが、現在はまだヨーロッパでのプレーを希望。ユベントス移籍の可能性を模索しているという。すでにイタリア国籍取得に向けたイタリア語の試験に合格するも、ユベントスはボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの獲得に近づいており、イタリア王者への移籍は実現しないかもしれない。
バルサのクーマン監督は、スアレスの移籍先が決まらずに残留する場合は「戦力として計算する」とコメントしており、ひとまずは新シーズンも欧州でプレーすることだけは、確実と言えそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)