ユベントスのピルロ監督、スアレス獲得“困難”を明かす パスポート取得できず「難しいだろう」
スアレス“代役”はローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコか
今季からユベントスの指揮を執る“マエストロ”アンドレア・ピルロ監督が噂されるウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ)の獲得が困難となったことを認めた。やはりイタリアのパスポート取得の手続きが障壁となるようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
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ピルロ監督率いるユベントスは、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアイン(→インテル・マイアミ)の移籍を受けて、新たなストライカー補強に動いた。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラの二枚看板に続く大物の加入が取り沙汰されていた。
候補の一人として報道が過熱していたのがバルセロナでロナルド・クーマン監督の構想外となっていたスアレスだ。イタリア国籍取得のための語学テストも受けたと伝えられていたが、その後の書類手続きに時間を要するために獲得が暗礁に乗り上げてしまったようだ。
ピルロ監督は「メルカート(移籍市場)は長いので、焦っていない」と前置きした上で「スアレスはパスポート取得までの時間が長いので難しいだろう。彼の状況は複雑」と認めている。
今オフの移籍市場は期限が10月5日までだが、スアレスのパスポート取得は10月6日以降になる見込み。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージの出場メンバー登録に間に合わないに可能性が危惧されていた。
スアレス加入の線は薄くなったが、その代わりにユベントスはローマからボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコを獲得するようだ。34歳のベテランFWはユベントスと2年契約を結ぶと報じられている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)