久保建英、乾との“日本人対決”で現地紙“及第点”も好プレーを評価 「自信を1対1の場面で示した」
久保は乾所属のエイバル戦で後半40分から途中出場
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は現地時間19日、スペインのリーガ・エスパニョーラ第2節ホームのエイバル戦で後半40分から途中出場した。エイバルMF乾貴士との“日本人対決”が実現したなかで、限られた出場時間にあって現地紙の評価は及第点にとどまっているものの、寸評では「自信を示した」との評価も受けている。
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前節ウエスカ戦は引き分けで終わったビジャレアル。この日もエイバルに先制を許す展開に。それでも後半にMFジェラール・モレノ、FWパコ・アルカセルの2人の主砲がそれぞれ得意の形でゴールを決めて2-1と逆転に成功する。その状況で終盤にアルカセルと代わってピッチに入ったのは久保。アディショナルタイムを含めてわずかな時間だったが、それでも良さを見せる瞬間があった。
同44分、右サイドに流れた久保は相手マーカーと対峙し、得意のドリブル突破を発動。ゴールライン付近をえぐった上でのラストパスに対してゴール前に詰めた味方2人が詰め切れなかったものの、チャンスを創出。アディショナルタイムにもカウンターからモレノのパスを受けてフィニッシュまで持ち込むなど、決定的な3点目を奪おうと積極的な姿勢を見せた。
現地紙「マルカ」、「AS」ともに久保の採点は3点満点中「1点」にとどまっている。しかし「AS」のビジャレアル各選手の寸評において、久保はこのように記されている。
「彼は右サイドにおいて、相手を圧迫する時間を作り出した。そのポジションで彼自身のクオリティ、スピード、そして自信を1対1の場面で示した」
久保の臆さず積極的に仕掛ける姿勢は、スペイン国内でもすでに認められている。開幕2試合は途中出場という現状だが、数少ない出場機会でインパクトを残すことで、自らの立ち位置を作っていきたいところだ。