「世界を欺いた」 GKの「予想外」“壁下FK弾”に称賛「サッカー界に歴史を刻んだ」
ジュニオールの元ウルグアイ代表GKビエラ、圧巻FKで歴史的ゴールをマーク
アトレティコ・ジュニオール(コロンビア)が、18日に行われたコパ・リベルタドーレスのグループステージ第3節でバルセロナSC(エクアドル)に2-1と勝利したなか、GKが壁の下を射抜く圧巻のFKを叩き込み、海外メディアは「南米サッカー界に歴史を刻んだ」と絶賛している。
開始早々に見せ場が訪れた。前半7分、ジュニオールが相手のエリア手前でFKを獲得。ここでキッカーを務めたのが、元ウルグアイ代表GKセバスティアン・ビエラだ。前方に7人の選手が壁となって立ち塞がるなか、ビエラは壁の下を通す低弾道のシュートを放つ。意表を突いた一撃に相手GKの対応は間に合わず、名FKキッカー顔負けの一撃を突き刺した。
試合も2-1と勝利したなか、チリメディア「redgol」は「セバスティアン・ビエラがバルセロナSC戦で先制ゴールを決めて、南米サッカー界に歴史を刻んだ」と報道。「バルセロナSCのGKハビエル・ブレイは、シュートがゴールの端に飛ぶのを防ぐように選手たちに指示を送ったが、予想外だったのは、ビエラが世界を欺いた壁下シュートを放ったことだ」と“壁下キック”の判断を称えている。
「このウルグアイ人は、コパ・リベルタドーレスとコパ・スダメリカーナの両大会で直接FKからゴールを決めた史上2人目のゴールキーパーとなった」
両大会でゴールを決めたもう1人は、通算131ゴールでギネス世界記録にも認定された元ブラジル代表GKロジェリオ・セニ。見事なFK弾で伝説的なGKと肩を並べたビエラに称賛の声が寄せられている。
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