香川真司を「望んでいる2部チーム」とは? 獲得候補チームを現地メディアがレポート
高額年俸とEU圏外枠の問題で退団が有力視されるなか、ラージョ・バジェカーノなどが興味か
サラゴサのMF香川真司は退団が有力視されているが、同じスペイン2部の複数クラブが獲得を望んでいるという。現地メディアが具体的な名前を挙げて報じている。
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サラゴサでの1年目となった昨シーズン、香川は公式戦36試合に出場して4得点を記録した。チームは2部リーグの3位となり昇格プレーオフに進出したものの、準決勝で敗退して1部復帰を逃していた。2013-14シーズン以降、2部リーグに所属し続けているクラブは、今夏の移籍市場で7選手を補強して1部復帰を目指す陣容を整えつつある。
2021年まで契約が残る香川は40万ユーロ(約5000万円)と言われる年俸と、2部リーグには2枠しかないEU圏外の外国人選手枠がネックと言われており、退団が有力視されてきた。
香川がスペインでのプレーを望んでいるのは周知の事実だが、スペインメディア「エル・デスマルケ」は、「シンジ・カガワを望んでいる2部チーム」と見出しを打って現在の状況を伝えている。
「昨夏にスター選手として到着したカガワは、怪我もありスペイン2部リーグで期待されたレベルとは程遠いもので、さらに高額年棒と外国人選手というコンディションも合わせてブランキージャ(=サラゴサ)から立ち去る可能性のある選手リストの中にいる。日本人選手の望みは、ラ・リーガ(1部)でプレーするという昔からの夢を叶えるためスペインで(挑戦を)続けること。これまでその名前はリーガ・サンタンデール(1部)のカディスと関連付けてこられたが、2部のいくつものチーム、例えばログロニェス、ラージョ・バジェカーノ、フエンラブラダも同様に問い合わせをしている」
記事によれば、昨季2部リーグ7位だったラージョ・バジェカーノや8位のフエンラブラダも獲得に興味を示しているという。今夏の移籍マーケットは10月第1週まで開いており、まだサラゴサが補強・放出の動きを見せる可能性は残されている。果たして、香川はスペインでの挑戦を続けることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)