トーレス、フンメルス、イブラ… “出戻り移籍”12選手の「成功」「失敗」を米査定

2クラブで出戻り移籍して“成功”しているのは… 復帰した「オランダ人」にも注目

 出戻りのスペシャリストとして高い評価を得ているのがフンメルスだ。バイエルンのアカデミーで育った後、トップチームでデビューを果たしてからドルトムントへ移籍。その後、2016年にバイエルンに復帰し、さらに2019年にはドルトムントに戻って活躍を続けている。2クラブに出戻りして成功を収めているという意味では、他に例を見ない選手と言える。

 その他には、昨夏にサガン鳥栖で引退した元スペイン代表FWトーレスや元コートジボワール代表FWドログバらが紹介されているなか、リストの最後には「オランダ人」という項目も加えられている。

 古くはFWヨハン・クライフ、近年ではFWディルク・カイトやFWロビン・ファン・ペルシーのように、欧州ビッグクラブで活躍後に古巣へ舞い戻る代表クラスが多い。36歳のFWアリエン・ロッベンもその1人だ。今シーズン現役復帰し、18年ぶりにフローニンゲンに戻った。復帰初戦のPSV戦はわずか29分間のプレーで負傷したが、復帰に向けてリハビリに取り組むという。

 明暗が分かれる出戻り組。トッテナム復帰となったベイルは、「成功」と「失敗」――どちらの評価を得るのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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