インテル長友が万能性を発揮し連勝に貢献! CKからの2発でボローニャに勝利

前半は左、後半は右のサイドバックを務めてフル出場

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、12日のリーグ戦でボローニャに対し本拠地サン・シーロで2-1の勝利を収めた。長友は前半は左、後半は右のサイドバックとして先発フル出場している。

 前半15分過ぎまでに、インテルはFWマウロ・イカルディ、ボローニャはFWマッティア・デストロというエースストライカーが負傷交代を余儀なくされる波乱の立ち上がりになった。ゲームは全体的にインテルが主導権を握り、インテルのGKサミル・ハンダノビッチはほとんどプレー機会が訪れないほど。一方で、ボールを持ちながらもボローニャ最終ラインの守備に手を焼いたインテルは、決定機を作り出せないまま前半をスコアレスで折り返した。長友は左サイドを縦に突破してクロスを上げる場面を作ったが、ゴールには結びつかなかった。

 後半はボローニャも態勢を立て直してボールを保持する時間を作ったが、攻撃のスムーズさはインテルに分があるという展開になった。しかし、前半に続き決定機を作り出せないまま時間は過ぎていった。インテルのロベルト・マンチーニ監督は後半25分にFWロドリゴ・パラシオを投入し、前線に変化をつけにかかった。

 そして、ホームチームはセットプレーでゴールを奪い取る。同27分、MFマルセロ・ブロゾビッチの左CKをファーサイドでDFダニーロ・ダンブロージオが競ってこぼれたところをMFイバン・ペリシッチが押し込んで1-0と先制。4分後の同31分にも、同様にブロゾビッチの左CKから今度はダンブロージオが決め、リードを2点に広げた。

 

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