開幕3戦未勝利の柏、メンデス監督が電撃辞任! 3節でのJ1監督交代は08年浦和に次ぐ早さ

後任は下平ヘッドコーチが昇格 事実上の解任劇に

 柏レイソルのミルトン・メンデス監督は12日、J1ファーストステージ第3節、ジュビロ磐田戦の試合後の監督会見の直後に辞任を発表した。試合は、終了間際に磐田に追いつかれて2-2の引き分けに終わっている。 

 メンデス監督は、今季から吉田達磨監督(現・新潟監督)の後を引き継いでチームを率いたが、リーグ開幕から3試合連続勝ちなしとなった。その試合後、社長同席の中、「家族の健康上の問題」を理由に辞任を発表した。 

 リーグ第3節を終えての監督交代は、J2で2006年に横浜FCの足達勇輔監督が第1節終了時、J1では08年の浦和でホルガー・オジェック監督が2節終了時に解任されたが、それに次ぐスピードになる。

 後任は下平隆宏ヘッドコーチが監督に昇格する。事実上の解任劇、チームには動揺が走るだろうが、下平新監督には建て直しの期待が懸かる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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