「私の責任」 F・トーレス、チェルシー時代の“期待外れ”を回顧「安定していなかった」

チェルシー時代のFWトーレス【写真:Getty Images】
チェルシー時代のFWトーレス【写真:Getty Images】

2011年1月にリバプールからチェルシーへ移籍するも、高額移籍金に見合う活躍ができず

 J1サガン鳥栖で昨年現役を引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス氏は、2011年冬にリバプールからチェルシーへ移籍するも、高額移籍金に対してゴールが少ないとの批判を浴びた。「良い時もあったが、安定していなかった」と当時の苦悩を英メディアで振り返った。

 2007年にリバプールに加入し、1年目にプレミアリーグで24得点を決めるなどエースストライカーとして活躍したトーレス氏。2011年1月にチェルシーへ電撃移籍し、大きな話題を呼んだ。

 在籍3年半の間でFAカップやUEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグといったタイトルを獲得したものの、プレミアリーグでは通算110試合で20得点と自身が“キャリアのピーク”と語るリバプール時代からゴール数が激減した。移籍金が当時の英国史上最高額の5000万ポンド(約68億円)だったこともあり、期待に応えられていないと苛烈なバッシングの対象となった。

 トーレス氏は英ラジオ局「talkSPORT」のインタビューで、チェルシー時代のことを回想している。

「早く適応できなかったのは私の責任だろう。良い時もあったが、安定していなかった。毎週良いパフォーマンスができなければ、新しい選手がやってくる。私は常にそれは自分の責任だと言っていた。解決策を見つけるには十分な年齢だったが、私はそれをしなかったんだ。トロフィーは獲得したが、毎週それをすることはなかった」

 トーレス氏は自身のパフォーマンスに一貫性がなかったことを認めている。チェルシー加入当時は26歳だったが、チームに適応するための解決策を見出そうとしていなかったという。

 結果的にチェルシーでビッグイヤー獲得などの実績を残したトーレス氏だったが、カルロ・アンチェロッティに始まり、アンドレ・ビラス=ボアス、ロベルト・ディ・マッテオ、ラファエル・ベニテス、ジョゼ・モウリーニョと毎年のように監督が変わるクラブのなかで完璧にフィットすることはなかったようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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