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ミランに漂う不穏な空気 会長、CEO、監督が三者会談も来季続投は「分からない」
11日にミラネッロでトップ会談を実施
ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督の去就問題が沸騰するなか、シルビオ・ベルルスコーニ会長、アドリアーノ・ガリアーニCEOと三者会談を開いたことが明らかになった。だが、三者会談後に来季続投の可能性について聞かれた指揮官は、「分からない」と語るなど、クラブ内には不穏な空気が漂っている。ミラン専門サイト「ミランニュース」が報じている。
前節サッスオーロに0-2で敗れたミランは、公式戦の無敗記録が12でストップ。そして、2017年6月まで契約を残す指揮官の去就問題が噴出した。地元テレビ局「スカイ・イタリア」は、ミハイロビッチ監督が名物オーナー、ベルルスコーニ氏の執拗な現場介入に怒り、今季限りの退任を決意したとレポート。そして来季の後任監督候補として、サッスオーロのエウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督、ボローニャのロベルト・ドナドーニ監督らの名前が浮上した。
3年ぶりの欧州カップ戦出場権獲得に向けて、今年に入ってから順調な歩みを進めていたかつての名門は、たった1敗で激震に見舞われたが、指揮官は残留の声明を表明するなど鎮火に動く。そして11日、練習場ミラネッロで20分間の三者会談が行われた。
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