F・トーレス、古巣リバプールを優勝候補に予想 「マン・シティやチェルシーより強い」
オフに補強を行っているチェルシーはまだリバプールやシティには及ばないと分析
昨年日本で現役を引退した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス氏が、今季のプレミアリーグを展望。リバプールとチェルシーの二つの古巣クラブがあるなかで、現王者を優勝候補に挙げている。英ラジオ局「talkSPORT」が報じた。
スペインの強豪アトレティコ・マドリードの元キャプテンであるトーレス氏は2007年にリバプールに移籍し、加入1年目に24得点を決めるなどエースストライカーとして活躍した。
2011年1月にチェルシーへ電撃移籍すると、ゴール数は減ったが、FAカップ、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグとリバプールでは手の届かなかったタイトルを獲得した。
昨年8月にJ1サガン鳥栖で現役を引退したトーレス氏は、先週開幕した2020-21シーズンのプレミアリーグの展望について語っている。
昨季はリバプールが30年ぶりのトップリーグ優勝を果たしており、トーレス氏はその強さが今季も健在だと考えているようだ。もう一つの古巣であるチェルシーは今夏に大型補強を展開しているが、それでもまだリバプールには及ばないというのが見解だ。
「彼ら(チェルシー)は今シーズンだけでなく、将来に向けて素晴らしいチームを作っているところだと思う。彼らは若いし、非常に興味深いスカッドだ。昨シーズンそうだったように、フランク(ランパード監督)は若いチームを上手く管理できると思うよ。でも、彼らがリバプールやマン・シティに対抗できるかは分からない」
トーレス氏はチェルシーが優勝争いに絡んでくることを望んでいるとしたうえで、「リバプールは今でもマン・シティやチェルシーより強いと思っている」と語った。開幕戦では昇格組リーズに苦しめられたものの、エースFWモハメド・サラーのハットトリックなどで4-3と勝ちきったリバプールが今季も優勝候補と見ているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)