バイエルンが“補強第2プラン”へ チェルシーの19歳英代表FWのレンタル獲得を画策
ペリシッチの獲得交渉が思うように進まず、ハドソン=オドイに照準を変更か
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンは、昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献したクロアチア代表MFイバン・ペリシッチ獲得への交渉が前進せず、別のターゲットを設定しているという。衛星放送局「スカイ・スポーツ」ドイツ版が報じた。
ペリシッチは昨季、インテルからバイエルンへ期限付き移籍。インテルを率いるアントニオ・コンテ監督が3バックを導入したという要素が大きかったようで、指揮官の許可もあり、バイエルンとの契約がまとまった。
しかし、新型コロナウイルスの影響で財政的な厳しさを抱えるのはドイツ王者も同様で、期限までに買い取りオプションの行使は通告せず。一方で、その条項にあった2000万ユーロ(約25億円)よりも安い金額でインテルから獲得できるように交渉する方針だと報じられていた。
しかしながら、1000万ユーロ(約12億5000万円)から1500万ユーロ(約18億7000万円)のラインで交渉されていると報じられてきたクラブ間合意がなされる気配はなく、バイエルンはチェルシーから19歳のイングランド代表FWカラム・ハドソン=オドイの獲得を狙っているという。
チェルシーは今季に向けてクラブ市場の移籍金トップ10に入るような高額補強を何件も成立させただけに、ハドソン=オドイが余剰戦力となる可能性は十分にある。バイエルンはペリシッチと同様に期限付き移籍をベースに交渉を始めるという。
堅実経営で知られるバイエルンは、再び期限付き移籍を有効活用して新戦力を手にすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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