バルサ戦力外スアレスのイタリア行きは消滅へ 「残留」or「アトレティコ」の二者択一か
ナポリとローマが合意に達しているミリクの移籍が決まれば玉突き移籍に
イタリアでストライカーの玉突き移籍が決定しそうだ。新たなストライカー獲得を目指しているユベントスが、ASローマのボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコと個人合意に達したことを受け、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスの行き先が絞られたと伝えている。
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イタリア王者のユベントスは、今夏にアンドレア・ピルロ新監督を迎えた。アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを放出し、代わりのストライカーとしてジェコやスアレスの獲得が報じられてきた。
ユベントスはジェコと個人合意に達したものの、ローマとの契約合意はもう一人のストライカーの移籍決定を待つことになるという。そのストライカーとは、ローマがナポリから獲得を狙っているポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクだ。
ローマはジェコを放出する場合、次のストライカーを確保したい考えであり、ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督から戦力外通告を受けたミリクに白羽の矢を立てた。ミリクにはトッテナムなども関心を示していたが、ローマへの移籍が決まり次第、玉突き方式でジェコの移籍も発表される見込みだ。なお、ミリクの移籍については、ローマとナポリのクラブ間ではすでに合意に達しており、現在はローマとミリクの契約合意を待つ状態だという。
ストライカーの玉突き移籍がイタリア国内で決着した場合、バルサのスアレスの行き先がさらに絞られることになる。ユベントス移籍も報じられていたスアレスだが、ジェコの移籍でユーベに空席がなくなった場合、バルセロナ残留、もしくはアトレティコ・マドリードへの移籍の二者択一だと「ムンド・デポルティーボ」は報じている。
イングランド、スペインで圧倒的な得点力を示してきたスアレスが、同じ道のりを辿ってイタリアで得点を量産し続けているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと、どのようなコンビを組むかも注目されたが、スペインに留まることが濃厚になってきたようだ。