チェルシー20歳DF、センセーショナルな“30mミドル弾”に英注目 「非現実的な衝撃弾」
開幕戦でブライトンに3-1で勝利 20歳のリース・ジェームズが値千金の勝ち越しゴール
チェルシーは現地時間14日、2020-21シーズンのプレミア開幕戦でブライトンと対戦し、3-1で勝利を収めた。同点の場面で迎えた後半11分にU-21イングランド代表DFリース・ジェームズが叩き込んだ強烈なミドル弾に、英メディアは「驚愕の35ヤード(約32メートル)からサンダーボルト」と注目している。
今夏の移籍市場は新型コロナウイルスの影響により数多くのビッグクラブが資金調達に苦戦するなか、チェルシーは怒涛の大型補強を敢行。計6人のトッププレーヤーを獲得したが、開幕戦のブライトン戦では早くもドイツ代表FWティモ・ヴェルナー、同MFカイ・ハフェルツが先発に名を連ねた。
試合は前半23分、新エースのヴェルナーがPKを獲得し、キッカーを務めたイタリア代表MFジョルジーニョが冷静に決めて先制に成功するも、後半9分に相手FWレアンドロ・トロサールに同点弾を許してしまう。しかし、1-1で迎えた同11分、右サイドバックを務めるジェームズが目の覚めるような一撃を叩き込む。
敵陣でボールを持ったジェームズはドリブルでゴール正面まで運ぶと、約30メートルの距離から右足を一閃。矢のように放たれた強烈なミサイル弾は相手GKに触れられることなくゴール右上に突き刺さった。英メディア「スポーツ・バイブル」は「驚愕の35ヤードからサンダーボルト」と見出しを打って取り上げている。
記事では「非現実的な衝撃弾」「センセーショナルな一撃」と表現。20歳のジェームズにとってプレミアリーグにおける初ゴールとなったが、パワフルなミドルレンジからのシュートは今後もチェルシーにとって大きな武器となりそうだ。
page1 page2