リバプールFWサラー、“世界最高”への可能性に英代表DFも太鼓判 「別次元のレベルに達した」

リーズ・ユナイテッドとの開幕戦でハットトリックを達成したFWモハメド・サラー【写真:AP】
リーズ・ユナイテッドとの開幕戦でハットトリックを達成したFWモハメド・サラー【写真:AP】

昇格組のリーズ相手にハットトリックを決め、リバプール加入後は4年連続開幕戦ゴール

 元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏が、プレミアリーグ開幕戦でハットトリックを決めたエジプト代表FWモハメド・サラーを「別次元のレベルに達した」と称賛している。4年連続開幕戦ゴールのストライカーの活躍がフロックでなかったことを認めた。

 サラーは2017年夏にローマからリバプールへ移籍すると、1年目にリーグ戦32ゴールを決めて得点王のタイトルを獲得。2013年に加入したチェルシーでは鳴かず飛ばずに終わったものの、セリエAでの経験を積んで復帰したプレミアの舞台で躍動した。

 翌2018-19シーズンも22ゴールで2年連続得点王に輝くと、昨季も19得点でクラブ初のプレミア制覇に大きく貢献。チームの得点源として安定した活躍を見せている。

 さらに先週末の2020-21シーズン開幕戦では、昇格組のリーズを相手にハットトリックを決めて4-3の勝利を導いている。開幕戦でのゴールはリバプール加入後4年連続となった。

 そんなサラーの実力について元マンチェスター・ユナイテッドの主将で、現在は解説者のネビル氏は「1年目に(公式戦)40得点以上を決めたのは偶然だと思っていた」とその実力に当初は懐疑的だったという。

 しかし、リーズ戦のハイパフォーマンスを目にしたネビル氏は、「サラーは(世界最高の選手から)そう遠くない位置にいる。土曜日の彼は、間違いなく別次元のレベルに達していた」と手放しで称賛。フロックだと感じていた評価を一変させた。

 リバプールでは公式戦154試合で97得点と驚異的なペースで得点を重ねるサラー。今季もユルゲン・クロップ監督率いるレッズのエースとして大きな期待が懸かる。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング