米メディアがドルトムント香川の「格を再認識」 僅かな出場時間の中で称えられたワンプレーとは

 

3-0と快勝したELトットナム戦 出場8分間の香川は採点なし

 ドルトムントの日本代表MF香川真司が、10日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)16強の本拠地トットナム戦で、後半37分から途中出場を果たした。3-0と勝利した一戦で、8分間のみの出場に終わったテクニシャンは大きなインパクトを残せなかったものの、アメリカメディアはワンプレーで「格を再認識させた」と評価している。

 米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、プレミアリーグ2位の強敵を圧倒したドルトムントに高い評価を与えている。主将のDFフンメルス、MFバイグル、ムヒタリアン、そして、2得点のロイスが10点満点を手にした。

 僅か8分間の出番となった香川は出場時間の短かったFWラモスとともに採点なしとなっている。2016年に入ってから得点、アシストともゼロと、波に乗れない香川だが、その才気の炎は消えていないと評価されている。

「日本人はロイスと82分に交代で出場した。そして、カウンターからの素早いパスで彼の格というものをすべての人間に再認識させた。(13日の)マインツ戦でより多くのプレー時間を手にできることを望むだろう」

 

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