「黄色の呪いは続く」 ビジャレアル、“長年の苦悩”に現地注目「花火は不発に終わった」
ビジャレアルは開幕戦で昇格組ウエスカ相手に1-1のドロー
ビジャレアルはリーガ・エスパニョーラの2020-21シーズン開幕戦で昇格組のウエスカと対戦し、1-1と引き分けた。初戦からいきなりMF久保建英とFW岡崎慎司の日本人対決が実現したが、現地メディアは「初日に勝てないという黄色の呪いは続く」と、ビジャレアルの開幕戦への苦悩に着目している。
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昨季5位と好成績でシーズンを終え、UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得したビジャレアルは、昨季マジョルカで活躍した久保をレンタルで獲得。それ以外にもバレンシアからスペイン代表MFダニエル・パレホとフランス人MFフランシス・コクランを加えるなど、積極的な補強を敢行した。
開幕戦は岡崎の所属する昇格組ウエスカと対戦。0-0で迎えた前半42分、岡崎のポストプレーからカウンターを受けると、相手DFパブロ・マフェオのドリブル弾を喫し、先制点を献上する。それでも、後半23分に獲得したPKをスペイン代表FWジェラール・モレノが決めて同点とした。
後半32分に久保が投入されるも、試合はそのまま1-1で終了。辛くも勝ち点1を獲得したビジャレアルだが、スペイン紙「AS」は「エメリですら残念なスタート」と見出しを打ち、今季から指揮するウナイ・エメリ新監督も開幕戦の勝利に失敗したと取り上げている。
記事では、「エメリが所有する花火は不発に終わった。初日に勝てないという黄色の呪いは続く。2014年以来、ビジャレアルは開幕戦に勝てていない」と、6年間も開幕戦で白星を飾っていないと指摘している。
スペイン国内でも上位クラブのイメージが定着しつつあるビジャレアルだが、開幕戦とは相性が悪いようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)