ウエスカ岡崎、スペイン代表コンビ翻弄で「ティキタカ」弾起点 現地称賛「今季ベスト弾候補」
ビジャレアル戦で先発フル出場の岡崎、パレホとアルビオルをいなす圧巻プレー
FW岡崎慎司が所属するスペイン1部の昇格組ウエスカは、現地時間13日のラ・リーガ開幕戦でMF久保建英が所属するビジャレアルと対戦し、1-1で引き分けた。フル出場を果たした岡崎が関与したゴールにスペインメディアが注目し、「素晴らしい“ティキタカ”ショー」と賛辞を送っている。
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岡崎が1トップで先発フル出場した一方、久保は後半32分からプレーした一戦は序盤から一進一退の攻防が続いたなか、前半42分にウエスカが見事なコンビネーションを見せる。
自陣でGKからボールをつないだウエスカは左サイドから縦パスを供給。ハーフウェーライン付近でボールを受けた岡崎に対して、スペイン代表MFダニエル・パレホとスペイン代表DFラウール・アルビオルが寄せたなか、日本人ストライカーは見事なターンでプレスを回避した。
岡崎の卓越したポストプレーを起点に、テンポよく素早いダイレクトパスをつないでビジャレアルを翻弄。そのまま右サイドへボールを送り、右サイドバックのDFパブロ・マフェオが切れ味鋭いドリブルからゴール左隅に鮮やかなシュートを流し込んだ。
一度はリードしたウエスカだが、後半23分にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による判定でPKを献上。ビジャレアルのスペイン代表FWジェラール・モレノに同点ゴールを奪われて、試合は1-1のドローに終わった。
惜しくも勝利を逃したウエスカだが、華麗なゴールシーンが脚光を浴びている。ウエスカの公式ツイッターが「岡崎、(ダビド・)フェレイロ、フアン・カルロスによる見事な組織プレー」と伝え、ファンも「なんてゴールだ」と驚きを露わにした。また、スペイン紙「マルカ」TVの公式ツイッターは「開幕戦ですでに今季のベストゴール候補。ウエスカの素晴らしい“ティキタカ”ショー」と絶賛している。
昨季5位のビジャレアルから奪った見事なゴールとなったが、そのなかでスペイン代表コンビを翻弄した岡崎のプレーも際立っていた。