C大阪MF清武の天才的な閃き! “20m超ダイレクトループ弾”に海外驚嘆「なんて一撃だ」
横浜FM戦で逆転勝利を導く芸術的な一撃
セレッソ大阪は13日に行われたJ1リーグ第16節で、昨季王者の横浜F・マリノスとアウェーで対戦し、後半の2ゴールで鮮やかな逆転勝利を収めた。劣勢を強いられるなか、キャプテンの元日本代表MF清武弘嗣が決めた芸術的な同点ゴールを、海外メディアも「なんて一撃だ」と称賛している。
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首位川崎フロンターレを2位で追走するC大阪は、前節まで4連勝と絶好調。だが昨季J1王者を相手にした敵地での一戦は、後半7分に横浜FMのFWエリキにヘディングシュートを決められ、3試合ぶりの失点を喫してしまう。
この嫌な流れを断ち切ったのが、キャプテンの清武だ。失点から6分後の後半13分、C大阪は最終ラインからのビルドアップでセンターライン付近でMF坂元達裕がヘディングでつなぐと、FW都倉賢が右サイドにつなぐ。タッチライン際で受けたDF松田陸は、ワントラップ後に斜め前方へパスを供給すると、前線へ駆け上がった坂元の足もとにピタリと収まり、すぐに中央のスペースへボールを送る。ここにフリーで走り込んだ清武は、相手GK梶川裕嗣のポジションが高いことを見逃さず、ダイレクトでのミドルシュートを選択。ゴールまで20メートル以上の距離から狙いすましたループシュートは、美しい弧を描きながら左上隅を射抜いた。
この芸術的なシュートを、DAZN公式ツイッターは「お見事 清武弘嗣のスーパーゴール!!」と絶賛。「坂元達裕のパスを受けた清武がGKの位置を見て絶妙なループシュートを決める」と映像とともに紹介した。またオーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」公式ツイッターも、「なんて一撃だ」と称えている。
試合はその後、横浜FMに退場者が出る展開となり、後半41分には途中出場のFW高木俊幸が値千金の決勝ゴールを決めてC大阪が2-1と逆転勝利。チームリーダーの天才的な閃きによる“20m超ダイレクトループ弾”によって試合の流れを変え、破竹の5連勝で首位川崎を追っている。