バルサのクーマン監督、“メッシの後継者”にリバプールFWサラー獲得を希望か
プレミアリーグ開幕戦でハットトリックのサラーに関心か
バルセロナは昨シーズンの終盤に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンに2-8で敗れ、改革を進めている。新たに就任したロナルド・クーマン監督は、主力選手の入れ替えも辞さない構えだが、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーを獲得リストに加えたようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
クーマン監督就任後、バルセロナは混迷を極め、一時はエースでありキャプテンでもあるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団騒ぎにも発展した。アカデミー時代から育ったクラブを相手に、裁判を起こしたくないという理由からメッシは残り1年の契約を全うすることとなったが、クラブは後継者探しを進めているようだ。
これまでインテルのFWラウタロ・マルティネス、リヨンのFWメンフィス・デパイらの獲得に動いていたとされるバルサだが、「デイリー・エクスプレス」によると、リバプールの左利きのスピードスターへの関心も高めているようだ。同メディアは、クーマン監督と親交の深い、アヤックスの歴代最多出場記録を持つ元オランダ代表FWシャーク・スワート氏のコメントを紹介している。
「クーマン監督が彼を獲得したがっていることは知っているし、サラーも移籍を望むだろう。情報源を教えることはできないし、これ以上の詳細は言えないが、私が知っているということだけは信じてもらいたい」
クーマン監督は、すでにオランダ代表でともに戦っていたオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得を狙っていることが報じられていた。さらに、サラーを獲得することになるとなれば、移籍金の捻出問題も浮上してくる。
リーズ・ユナイテッドとの開幕戦で、ハットトリックを達成し、改めてリバプールに不可欠な存在であることを示したサラー。リバプールからバルサへ移籍したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの姿も見ているなか、サラーも同じ道を選ぶことになるのだろうか。