「怒りの応酬が勃発した」 アーセナル、試合直前に“一触即発”「キックオフ前にヒートアップ」

アーセナルはフルハムとの開幕戦で完勝を収めた【写真:AP】
アーセナルはフルハムとの開幕戦で完勝を収めた【写真:AP】

MFセバージョスとFWエンケティアの間でのトラブルが発生

 アーセナルは現地時間12日、プレミアリーグ開幕戦のフルハム戦に臨み、3-0の完勝を収めた。ミケル・アルテタ監督の下で好スタートを切ったなか、試合前のウォームアップで起きた一触即発の事態に英メディアが注目している。

 昨季途中に就任したアルテタ監督が指揮を執るアーセナルは、昇格組のフルハムと敵地で対戦した。新戦力のブラジル代表MFウィリアンやDFガブリエル・マガリャエスが先発出場すると、前半9分にフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットのゴールで先制。その後もガブリエル、ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで加点し、3-0で危なげなく勝利を収めている。

 シーズン最初からの指揮は初となるアルテタ監督にとってはこれ以上ないスタートとなったなか、試合前にはちょっとしたトラブルも発生していたようだ。英衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターが公開した映像では、試合前のベンチメンバーのウォーミングアップで、FWエディ・エンケティアに対してMFダニ・セバージョスが深いタックルを敢行。これにエンケティアが激昂し、セバージョスに詰め寄る光景が収められていた。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は「アーセナルのセバージョスとエンケティアがキックオフ前にヒートアップ」と見出しを打ち、一触即発の事態に言及。一方、英紙「メトロ」は「タックルをきっかけに怒りの応酬が勃発した」としたうえで、両選手が試合後に“和解”し、2ショット写真をSNSで公開していることを伝えていた。

 好スタートを切ったなかでの不安要素になりかねなかったが、大事になる前に事態は収束。アルテタ監督も胸を撫で下ろしているかもしれない。

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