「焼け付くような一撃」 リバプールFWサラー、ニアサイドを射抜く豪快弾に英注目
王者リバプール、リーズとの開幕戦はサラーのハットトリックでシーソーゲームを制す
リバプールは現地時間12日、プレミアリーグ開幕戦でリーズと対戦し、4-3で勝利を収めた。エジプト代表FWモハメド・サラーがハットトリックを達成して勝利を手繰り寄せたなか、自身2ゴール目の豪快なゴールが注目されている。
昨季のリーグ王者リバプールの初戦は、昇格組のリーズ。名将マルセロ・ビエルサ率いるチームとの一戦は、手に汗握るシーソーゲームとなったなか、サラーの3得点が決め手となり、チャンピオンチームが4-3で接戦を制した。
圧巻の3ゴールでエースの働きを見せたサラーだが、そのなかでも強烈なインパクトを残したのは前半33分に決めた自身2点目、チームにとっての3点目だ。左サイドからのFKのこぼれ球をペナルティーエリア内で拾うと、ワントラップして左足を一閃。ニアサイドを抜く凄まじいスピードのシュートがゴールネットに突き刺さった。
トップコーナーを射抜く一撃を、英公共放送「BBC」は「焼け付くような一撃」と形容。英地元紙「リバプール・エコー」は「途方もないシュートを叩きつけ、リードを回復させた」と綴り、試合後の寸評ではチームトップの9点を与えたうえで「チーム3点目の素晴らしいフィニッシュ」と称賛している。
昇格組を相手に苦しみながらも、圧倒的な得点力で押し切ったリバプール。今季もサラーを始めとする強力3トップが、チームを牽引していくことになりそうだ。
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