内田篤人氏、臨時育成“コーチ”にJFA反町技術委員長が期待 「指導者の道を歩むなら少しでも…」
「ロールモデルコーチ」として14日のU-19日本代表候補合宿から指導
日本サッカー協会(JFA)は13日、「ロールモデルコーチ」として8月に現役を引退した内田篤人氏が就任することを発表した。今後、内田氏はアンダーカテゴリーの代表チームをはじめ、JFAが取り組む若年層の強化および普及に関わる活動に参加し、世界の舞台で培った内田氏の持つ経験、知見を後進の育成にあてるという。14日から始まるU-19日本代表候補トレーニングキャンプに参加することも併せて発表された。
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会見に出席した反町康治技術委員長は、内田氏の役割を説明。現在、指導ライセンス不保持のため、「ロールモデルコーチ」として「アカデミーの活動、普及の活動、多岐にわたってやって欲しい。本人も若年層やアンダーカテゴリーの活動に興味があるということなので、選手の見本となるようなアドバイス、目線を変えて活躍してもらいたい」と、年代別代表でも戦ってきた内田氏の経験に期待を寄せた。
14日から始まるU-19日本代表候補合宿では影山雅永監督のもとミーティングに参加したり、グラウンドレベルでの“指導”にあたる予定。反町技術委員長は「将来的に彼が指導者の道を歩むなら少しでも礎になれば」とした。
内田氏はJFAを通して「頑張ります!」と、“らしい”コメントを寄せている。今後はアンダーカテゴリーの合宿や活動に合わせて臨時で指導にあたる予定だという。現役時代は、日本代表やUEFAチャンピオンズリーグなど世界と対戦した数々の経験を持つ内田氏が、日本サッカーの未来のために“コーチ”として一歩を踏み出す。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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