プレミア審判員の収入を英メディア特集 トップレフェリーが得ている“基本給”は?

プレミアリーグの審判員が得ている収入を特集【写真:Getty Images】
プレミアリーグの審判員が得ている収入を特集【写真:Getty Images】

トップレフェリーには約2700万円、最低でも約950万円が支給される

 プレミアリーグの2020-21シーズンが現地時間12日に開幕した。チームスタッフや選手たちと同じように、審判員にとっても仕事が再開する時期だ。時には数万人から野次を浴びることもある特殊な仕事だが、彼らがどれだけの収入を得ているのかについて、英メディア「GIVE ME SPORT」が特集を組んだ。

 選手たちと違い、ファン・サポーターが味方につくわけではなく。孤独な戦いとなる審判員。批判や非難、時には不当な中傷を受けることになったとしても、それに値するだけの報酬を彼らは得ているのかを記事では検証しており、2020-21シーズンのプレミアリーグの審判員の収入と、その詳細を伝えている。

 記事によると、国際試合や欧州大会の試合を吹くトップレフェリーは、年間20万ポンド(約2700万円)の基本給が支給され、さらに主審を務めると1試合あたり1500ポンド(約20万円)を受け取る。今季はマーティン・アトキンソン氏、マイク・ディーン氏、マイケル・オリバー氏の3名が、年間20万ポンドの基本給を受け取っているという。なお、基本給が最も低い者でも7万ポンド(約950万円)となっている。

 アシスタントレフェリーとビデオアシスタントレフェリー(VAR)は、年間の基本給が3万ポンド(約400万円)に設定されており、担当した1試合毎に850ポンド(約12万円)が支払われるとのことだ。

 トップレフェリーたちの収入は、一般的な収入に比べて高額に設定されている。しかし、数万人から罵声を浴びることもある仕事だけに、その金額が適正かどうかは意見が分かれる部分になりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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