王者リバプール、昇格組リーズに大苦戦 ファンの不満噴出「恥ずかしい」「悲観的」
サラーがハットトリックもファンから厳しい声 「王者のクオリティーではない」
昨季のプレミアリーグ王者リバプールは、現地時間12日の開幕戦で昇格組のリーズと対戦し、撃ち合いを制して本拠地で4-3と白星スタートを切った。苦戦しながらも勝ち点3を手にしたが、ファンは決して満足していないようだ。クラブ公式ツイッターのコメント欄では「恥ずかしい守備」「王者のクオリティーではない」と厳しい声が上がっている。
日本代表MF南野拓実はベンチ入りするも出番なしに終わった一戦は、前半だけで5ゴールが生まれる激しい展開となる。開始4分にエジプト代表FWモハメド・サラーがPKを沈めて幸先良く先制するも、同12分には相手MFジャック・ハリソンに被弾した。
同20分にCKからオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがヘディングでゴールを奪い、リバプールが2-1とリード。しかし同30分、ファン・ダイクのクリアミスからFWパトリック・バンフォードに同点ゴールを奪われてしまう。それでも同33分、FKのこぼれ球をサラーが豪快に蹴り込み、3-2とリバプールリードで前半を折り返した。
後半21分には相手MFマテウシュ・クリヒに同点ゴールを決められ、3-3と振り出しに戻されるも、後半43分にブラジル代表DFファビーニョがPKを獲得。これをサラーが沈めて4-3と辛くも逃げ切った。
両軍合わせて7ゴールが生まれる壮絶な撃ち合いのなか、リバプール公式ツイッターは4-3と試合結果を速報。「なんて勝利だ」と喜びの声が上がった一方、厳しい意見が多く並んだ。
「二つのPKがなかったら2-3で負けていた」
「悲観的な内容」
「守備は混乱していたようだ」
「恥ずかしい」
「王者のクオリティーではない」
「この戦いが今後続くならタイトルは勝ち取れない」
エースFWサラーがハットトリックと強烈な存在感を放ったが、昇格組のリーズに大苦戦を強いられた内容にファンは不満が募ったようだ。