ミランが4-3-3を緊急テスト! 本田が前半戦に不遇を味わった布陣でリベンジなるか

右ウイングで昨季序盤戦のような輝きも?

 本田は今季開幕直後、4-3-1-2システムのトップ下に入ったが思うように機能せず、チームも低迷したため失格の烙印を押された。4-3-3に移行後は、局面打開力に優れるイタリア代表MFアレッシオ・チェルチに右ウイングのポジションを奪われた。だがチェルチは、1月のローマ戦でメンバー外を通告された後にオールナイトでのカジノ豪遊が発覚するなどしてジェノアに放出。4-4-2システムの定着とともに、本田はチーム内で復権を果たした。

 同じ右サイドでの起用といえども、スタートポジションが一列上がる3トップでは、攻撃面での仕事がより強く求められる。本田が昨季開幕直後に、7試合6得点2アシストと爆発したのも3トップの右ウイング。スピードや局面打開力が求められるポジションながら、背番号10は連動性を武器にチームの勝利に貢献してきた。

 ミハイロビッチ監督は従来の4-4-2の戦術練習も行ったというが、3トップ再挑戦となった場合、本田は前線の一角として結果を出すことができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング