ユベントス、年俸7.5億円のMFケディラ放出を画策 “退職金”伴う契約解除を提案も拒否か

ユベントスMFサミ・ケディラ【写真:Getty Images】
ユベントスMFサミ・ケディラ【写真:Getty Images】

ケディラ放出に動くユベントス、米MLSとカタールが移籍先候補に浮上

 イタリア王者ユベントスは、新型コロナウイルスの影響による減収を受けて高額年俸選手の放出に動いているが、次の“ターゲット”とされる元ドイツ代表MFサミ・ケディラとは“銭闘”が繰り広げられる気配だという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 ユベントスは2月以降で世界的に広がった新型コロナウイルスの影響による減収が顕著となり、高額年俸選手の放出が必要だと昨シーズン終盤から指摘されていた。そうしたなかで、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインには400万ユーロ(約5億円)の“退職金”を支払うことで解決し、米MLSのインテル・マイアミへの移籍が極めて濃厚だとされている。

 そしてユベントスが、次に退団への交渉を進める“ターゲット”となっているのがケディラだという。中盤の強度を高める貴重な選手ではあるものの、負傷の多さも目立ち年俸は600万ユーロ(約7億5000万円)と高額。移籍先としては米MLSとカタールが候補になるとイタリアメディアでは報じられていたが、ケディラ本人がすでにユベントスからの“退職金”を伴う契約解除の提案を断ったと伝えている。

 33歳のベテランとなったケディラだが、ユベントスとは“銭闘”にもつれ込んだ模様だ。果たして、両者の落としどころは見つかるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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