「仲田歩夢さんゴリ推し(笑)」 マイナビ仙台DF國武が秘める女子アスリートのこだわりは?

世界一に輝いた時代の印象を塗り替えていきたいと話す【写真提供:マイナビベガルタ仙台】
世界一に輝いた時代の印象を塗り替えていきたいと話す【写真提供:マイナビベガルタ仙台】

「ギャルは最高の褒め言葉」…お洒落の先に見据える女子サッカー選手イメージの”更新”

 マイナビ仙台移籍を機にインスタグラムを開設した國武。オフ・ザ・ピッチの同僚や愛犬のほか、セルフネイルや流行りのTikTokに挑戦した動画など、サッカー以外のシーンに関する投稿も多い。コロナ禍で制限があるなかでも、オフの日のお洒落は彼女にとってマストだ。

「毎日のお化粧、特に眉毛は絶対です(笑)。お洒落がオフの日のちょっとした自分の息抜きになっています。女子サッカー選手は知られていない部分も多いので、可愛い、お洒落な一面も出せたらいいなって。可愛いのは(INAC神戸レオネッサの)仲田歩夢さん、もうゴリ推しです(笑)。私、シンプルにギャルが好きなんですよ(笑)。『ギャルは無敵』をモットーに、みちょぱ(池田美優)とかゆきぽよ(木村有希)、華ちゃんのYouTube動画をいろいろ見たりして、お洒落なファッションとか服のブランドを研究しています。みんなにはギャルと言われるので、『それが最高の褒め言葉です』と言ってます(笑)」

 そんなお洒落へのこだわりを語った一方で、もちろん女子サッカー界の未来への思いも心の内には強く秘めている。“なでしこ”と言えば、2011年の女子ワールドカップで世界一に輝いた時代の印象がいまだ強い感は否めないが、それを塗り替えていきたいと國武は話す。

「澤(穂希)さんたちが優勝した代の印象が強くて、あの時のチームのまま止まっているイメージがあります。子供たちが『あんな選手になりたい』という姿をちゃんと塗り替えられるように、今のなでしこリーガーたちが澤さんたちのような偉大な存在を越えていけるようにならないといけないです。もっと私たちのイメージを強く押し出して、女子サッカー界を前に進めていきたいと思います」

 女子サッカー選手が今以上に憧れの存在となるように、國武は女性アスリートとして“自然体の自分”を貫いている。

※取材はビデオ会議アプリ「Zoom」を使用して実施。

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