PSG、イタリア代表DFフロレンツィ獲得で合意 買取オプション付帯の期限付き移籍
右サイドバックを主戦場とするフロレンツィ 昨季後半はバレンシアでプレー
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、イタリア・セリエAの強豪ローマからイタリア代表でサイドのマルチプレーヤーであるアレッサンドロ・フロレンツィを獲得することで合意した。クラブ公式サイトで発表している。
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フロレンツィは右サイドバックが主戦場になることが多いが、左右両サイドに加えてサイドハーフでもプレー可能なマルチプレーヤー。昨季に関しては、冬の移籍市場でスペインのバレンシアへ半年間の期限付き移籍となっていた。
そして、PSGとローマの間では1年間の期限付き移籍に加え、買い取りオプションが付帯。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」によると、レンタル料が50万ユーロ(約6000万円)、買取オプションは900万ユーロ(約10億8000万円)で、2021-22シーズンの始まりに買い取りが決まった場合は、4年間の分割払いが認められるという。
フロレンツィの獲得にはイタリア人指揮官カルロ・アンチェロッティ氏が率いるイングランド・プレミアリーグのエバートンも乗り出したとされているが、PSGが交渉をまとめることとなった。長期に発展する可能性を持つ契約だが、新型コロナウイルスの影響で過密日程が今季にもずれ込むPSGとしては、“使い勝手の良い選手”を確保することに成功したと言えるだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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