南野拓実は新たなコウチーニョ!? 2年目の躍進を英紙期待「ファンの不安を消し去る」
移籍金193億円を残す点では新たなコウチーニョにはなれないかもしれないが…
プレミアリーグの新シーズン開幕が迫るなか、リバプール周辺では日本代表MF南野拓実に懸かる期待も日増しに大きくなっているようだ。英地元紙「リバプール・エコー」は、「ユルゲン・クロップにとっての新たなフィリペ・コウチーニョになる」と特集を組んでいる。
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南野は途中出場したコミュニティ・シールドのアーセナル戦で、チーム唯一のゴールを記録。さらに、続くプレシーズンマッチのプラックプール戦でもゴールネットを揺らした。チームが積極的に選手補強を行っていないこともあり、プレシーズンで“最高のアピールをした選手”にも挙げられる南野への期待値は高まっている。
地元紙「リバプール・エコー」は、昨シーズンの終盤、無観客試合でリーグ戦が行われた後のリバプールの得点力を考察。無観客となったことで、チームに緩みが出ていたかを検証し、チャンスを創出できていなかったと指摘。そして、その点で南野が自分は有用であることを証明できるとしている。
記事では、今シーズンのリバプールが4-2-3-1に加え、南野がザルツブルク時代にプレーしていた4-2-2-2を併用していることより、チームへの順応が早まったと指摘。そして、「彼は1億4200万ポンド(約193億円)を残して、バルセロナへ去るという点では、新しいフィリペ・コウチーニョにはなれないかもしれない。それでも、南野はリバプールのファンの不安を消し去る助けにはなるはずだ」と、創造力をチームにもたらすことを期待した。
リバプールに在籍した5年間で、一気に評価を高めたコウチーニョ。リバプールは、その後継者を探し続けてきたが、南野は期待に応え、ファンのお気に入りの存在となれるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)