“トップ下”南野は「深刻な打撃を与えられる」 開幕戦のオプション布陣に海外メディア選出
リバプールが模索する「中盤の最適解」 開幕戦での起用法を現地メディアが5つの布陣で予想
プレミアリーグ王者のリバプールは、現地時間12日にリーズとの開幕戦を控えているが、リバプール専門メディア「リバプール・コム」は日本代表MF南野拓実のトップ下起用をオプションの一つとして提言している。
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「リバプールが完璧なスタートを切るために、ユルゲン・クロップ監督は中盤の配置に関する最適解を見つけなければならない」と題された記事の中で、同サイトは5つの布陣を掲載。その中の最後の“オプションE”として、1トップのブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの後ろに位置するトップ下に南野、両サイドにエジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネを配した4-2-3-1システムを取り上げている。
すでにプレシーズン中に何度か試されているこのフォーメーションについて、「この布陣であれば、中盤のダブルボランチと前線の3人の間をつなぐリンクマンとして、南野にはレギュラー獲得の可能性が広がってくる。彼はプレシーズン中に明確な成長の兆しを見せ、アーセナル戦とブラックプール戦でのゴールでさらに自信を深めている」として、昨シーズンまで主に採用されていた4-3-3からのシステム変更をユルゲン・クロップ監督が決断した場合には、南野がトップ下のレギュラーになると予想した。
さらに、「南野はペナルティーエリア付近で相手に深刻な打撃を与えられる存在であり、マネ、サラー、フィルミーノにどう対処すべきか考えているリーズに全く別の大きな問題をもたらすだろう」と、前線の3人に南野がトップ下として絡むことで、リバプールの攻撃力がさらに増すと綴っている。
大事なシーズン開幕戦ということで計算の立つ慣れ親しんだ布陣を選ぶことも、相手が昇格組のリーズということでシステムを変えて、より攻撃的に戦う可能性も十分に考えられる。果たしてクロップ監督は、どんなスタメンで開幕戦に臨み、そこに南野の名前は記されているのだろうか。