衝撃のぽっこり腹部 レアルMFアザール、2年連続の体重超過を海外メディアが問題視
ベルギー代表のマルティネス監督は「調整不足」と試合に出場させず
レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザールは、昨夏にチェルシーから加入した。その移籍金は1億6000万ユーロ(約200億円)と言われ、大きな期待を寄せられたが、昨季は負傷に苦しんで結果を残せなかった。2シーズン目を勝負の年と位置付けていたが、クラブに合流したアザールのコンディションが疑問視されている。英メディア「GIVE ME SPORT」が報じた。
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アザールは昨季のリーグ戦16試合で1得点しか挙げることができなかった。シーズン開幕直前に負傷したアザールは、その後も負傷を繰り返し、今年3月には足首の手術も行った。そんなスペイン1年目を振り返り、「疑いなくキャリアで最悪のシーズン」と悔しさを吐露し、さらに「2シーズン目で僕は判断されることになる」と、コメントしていた。
レアルファンであれば、アザールが2シーズン目を迎えるにあたり、コンディションを整えてきたことを期待しただろう。しかし、その期待は裏切られたようだ。2020-21シーズンに向かうジネディーヌ・ジダン監督が率いるチームに合流したアザールは、またも“ぽっちゃり体型”で現れたという。
チームに合流する直前、アザールはUEFAネーションズリーグに臨むベルギー代表にも招集されていた。しかし、ロベルト・マルティネス監督は「コンディションが整っていない」として、2試合(デンマーク戦とアイスランド戦)で1分もプレー時間を与えなかった。
昨季も体重超過の状態でチームに合流したアザールは、のちにフランス紙「レキップ」に対して「事実だ。僕は隠すつもりはない。休暇の時は、休暇を取っている。そこで5キロ増えたけれど、僕はすぐに脂肪が付く。でも、注意深くしていれば、すぐに体重を落とせるんだ。リールに所属していた18歳の時は、僕は72kgから73kgだった。筋力が付いて75kgになり、悪い時は77kgだった。今夏、80kgになったけれど、10日ですべて落としたよ」と、調整ができることを強調していた。
リーグ戦開幕が週末に控えているものの、アザールは今後、数週間はコンディション調整が必要な状態だという。昨季、負傷を繰り返した要因の一つに、夏の調整失敗も挙げられているが、レアルでの2シーズン目に本来の輝きを放てるのだろうか。