デ・ブライネは「世界最高のMF」 名将グアルディオラが絶賛「私の人生でも…」
昨季プレミアで13得点20アシストと躍動、PFA年間最優秀選手賞を受賞
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、昨季のプレミアリーグでアシスト王となったベルギー代表MFケビン・デ・ブライネを「現時点で世界最高のMF」と称賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
2018-19シーズンは怪我に悩まされたデ・ブライネだが、昨季はコンディションを取り戻し開幕から好調をキープ。プレミアリーグでは35試合出場で13得点20アシストと、フィニッシュとチャンスメークの両面で異彩を放った。シーズン20アシストは、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏に並ぶリーグ最多タイ記録だった。
3連覇が懸かっていたプレミアリーグタイトルこそリバプールに譲ったが、デ・ブライネはPFA年間最優秀選手賞を受賞するなど、個人としては過去最高のシーズンを過ごした。
そんな29歳のプレーメーカーを、シティのグアルディオラ監督も手放しで称賛している。スペイン人指揮官はクラブ公式の「シティTV」で放送されるドキュメンタリー番組「Made in Belgium」で、次のようなコメントを残したという。
「彼はマスタークラスの選手だ。私の人生でもベストの1人だ。現時点では彼が最高。今、ミッドフィールドのポジションでは彼が世界最高だよ」
シティとベルギー代表の両方でデ・ブライネとチームメートだったヴァンサン・コンパニ(現アンデルレヒト監督)も、同番組内でデ・ブライネを称賛。「ケビンがシティに来て、ペップと出会ったことは完璧な組み合わせだった。ペップと一緒に仕事をしなければ、彼のキャリアを最大限まで生かすことはできなかっただろう」と語り、グアルディオラ監督の下でプレーしたことでデ・ブライネが世界一の選手に成長したと語った。
今週末からいよいよプレミアリーグの新シーズンが開幕する。王座奪還を目指すシティの“世界最高MF”が、どのような活躍を見せてくれるのか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)