バルサFWグリーズマン、メッシとの連係向上に自信 「ムバッペとも最初は合わなかった」
メッシ残留により放出説が過熱も、「クラブと監督の信頼も感じている」と残留を確信
バルセロナのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、ロナルド・クーマン新体制のチームで新エースとなることが期待されている。昨季、公式戦48試合で21得点を挙げたものの、1億2000万ユーロ(約151億円)の移籍金に見合う活躍はできなかったと評価され、プレミアリーグのクラブへの移籍も浮上中。しかし、自身はバルセロナでの2年目に向けて集中しているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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クーマン監督は新チームのキーマンにグリーズマンを指名し、早々と移籍不可能な選手のリストに名前を加えた。しかし、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの残留が決まってから、グリーズマンには移籍の噂が再燃し、英国内ではプレミアリーグのリバプール、アーセナル、マンチェスター・ユナイテッドが関心を示したと報じられている。だが、グリーズマンは、自分の未来に疑いを持っていないようだ。
「僕の未来がバルサにあるか? イエスだよ。なぜ人々が僕の新たな行き先を作り出し、永遠に上手くいかないように扱うのか理解できない。でも、僕は上手くいっている。クラブと監督の信頼も感じているし、問題ない。昨シーズンはとても難しいものになったけれど、僕たちはここから新しいスタートを切るんだ」
在籍6年で公式戦198得点を挙げてきたウルグアイ代表FWルイス・スアレスの放出が、濃厚となっているバルサで、グリーズマンに懸かる期待は大きい。メッシとの連係向上も求められるが、グリーズマンには自信があるようだ。2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会を優勝したフランス代表でもコンビを組んだFWキリアン・ムバッペとの関係性を例に出した。
「(メッシとの関係は)僕とムバッペとの関係に似ているよ。最初はまったく合わなかった。彼に合わせるのには時間が必要だったんだ。メッシとも、すべてが良くなると思うよ」
リーガ・エスパニョーラのタイトルを失い、UEFAチャンピオンズリーグではバイエルンに2-8という屈辱的な大敗を喫したバルサ。屈辱にまみれた名門で、グリーズマンは再び自身の価値を証明できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)