「“南野のシーズン”になるかもしれない」 2年目の躍進に海外期待「移籍金の意味を証明」
リバプール専門サイトがプレシーズンの活躍に注目 「ポテンシャルを持っている」
リバプールの日本代表MF南野拓実は、プレシーズンマッチでの活躍で存在感を強めている。加入2シーズン目の開幕を前に、海外メディアは「移籍金の意味を証明している」と大きな期待を寄せている。
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昨季途中にリバプールに移籍した南野は、加入1年目はリーグ戦10試合に出場するもノーゴールノーアシストで終了。新シーズンでは初めてシーズン前のキャンプから参加となり、8月28日のコミュニティーシールド・アーセナル戦で待望の移籍後公式戦での初得点をマークした。さらに9月5日の親善試合ブラックプール戦では1得点1アシストを記録するなど、継続的に結果を残している。
9月12日にプレミアリーグ開幕戦リーズ戦を控えるなか、リバプール専門サイト「Rush The Kop」は「南野はリバプールの移籍市場での疑問への回答になる」と見出しを打ち、南野の現状に言及。「南野は、ファンが切望していた創造的なMFなのか。そして、探し求めていた攻撃のマルチロールなのか」として、次のように考察している。
「彼は、そのどちらにもなるポテンシャルを持っている。昨季はクオリティーこそ不足していたものの、献身性と情熱を見せていた。ピッチ上だけでなく、ピッチ外でも適応への努力を見せ、英語の上達によってチームメートとのコミュニケーションを円滑にしている。
南野に関して最も懸念されていたのは、豪華絢爛な3トップを補佐する役割をこなすクオリティーがあるのか、そしてフィットするのかという点だった。プレシーズンの活躍は、リバプールが南野に費やした移籍金の意味を証明していると言える」
記事ではリバプールに求められる資質を証明しつつあることを指摘したうえで、「リーズ戦では先発出場しないかもしれないが、輝きを見せるまで長くはかからないだろう。ゴールとアシストを合わせて『20』に到達し、“南野のシーズン”になるかもしれない」と綴っていた。加入2年目の躍進には、海外でも期待が高まっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)