変幻自在のバルサ最強3トップ! スペイン紙が「MSNトリオ」の得点パターンを徹底解剖
このままのペースなら今季は3人で計146得点! ゴール量産の秘訣は?
バルセロナが誇る最強3トップ「MSNトリオ」は、6日のエイバル戦で今季公式戦100ゴール目を達成した。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールの得点の内訳を、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が分析している。
今季ここまでの「MSN」はスアレスが42ゴール、メッシが35ゴール、ネイマールが23ゴールを挙げている。トリオ結成1年目の昨季は計122得点をマークしたが、今季はこのままのペースでいけば計146得点と、大幅なアップが見込まれている。そこで同紙は絶好調の3人の得点傾向を分析し、それぞれのパターンを紹介している。
まず、ここまで一番ゴールを陥れているスアレスだが、すべてのゴールがペナルティーエリア内でのシュートから奪ったものだ。これはゴール前に入り込むセンスの高さを象徴していて、同紙ではスアレスを「ペナルティーエリア内のプレデター」と称している。またバルセロナが今季奪ったヘディングによる9ゴール中5つがスアレスが決めたもので、空中戦の強さも折り紙つきだ。
続いて今年に入ってからゴールを量産しているメッシは、得点数の約半分の18ゴールを得意の右サイドから決めている。それと同時に、どこからでも得点を狙える万能性を発揮しているのが特徴的だ。28ゴールはペナルティーエリア内で放ったシュートだった一方で、7ゴールをペナルティーエリア外から決めている。その大半は直接FKとなっており、近年急激に高まったプレースキックの精度向上を証明している。
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