大ベテラン長谷部から見た“鎌田評” 昨季の活躍評価も…「一貫性を欠いてしまった」
クラブの記者会見に登場、昨季飛躍したMF鎌田に言及 「彼が残れば最良の解決策に」
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が現地時間8日、クラブの記者会見に臨んだ。今後のキャリアなど様々な質問に答えたなか、同僚の日本代表MF鎌田大地についても語っている。
現在36歳の長谷部は2008年1月に浦和レッズからヴォルフスブルクへ移籍し、その後、ニュルンベルクを経て14年にフランクフルトへ加入。昨季にはブンデスリーガでのアジア人最多出場記録を更新するなど、ドイツで輝かしい実績を築いている。
今年5月にクラブとの契約を1年延長し、ブンデスリーガ通算14シーズン目に突入。大ベテランとしてピッチ内外での振る舞いに注目が集まるなか、8日の記者会見に臨み、ブンデスリーガでプレーし続ける秘訣や今後のキャリアなど、様々な質問に応じている。そのなかで、同僚の鎌田にも触れた。
鎌田は昨季開幕前にレンタル移籍先のシント=トロイデンからフランクフルトに復帰すると、シーズンが進むなかで徐々に存在感を示し、公式戦47試合出場10得点9アシストをマーク。右サイドハーフやトップ下として不動のレギュラーにまで成長した。
そんな鎌田だが、フランクフルトとの契約は2021年夏まで。現時点で契約延長の発表がない状況を踏まえ、長谷部は「彼がここに残れば、彼にとってもチームにとっても、最良の解決策になる。彼にはポテンシャルがある」とし、戦力面で不可欠な存在として見ている事実を明かした。
一方で、「昨シーズンの彼は一貫性を欠いてしまった。これは同胞として言えることですけど、フランクフルトでもう1年、安定したシーズンを送るべきです」と、1年を通したうえでのパフォーマンスにも言及。豊富な経験を誇る長谷部なりのアドバイスを送り、さらなる飛躍に期待をかけていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)