バルサ新監督、無冠から立て直しへ”練習大改革” ロッカー室内では「軍曹」呼び
クーマン監督が”緩め”の練習を改革 ロッカー室内では「軍曹」
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団騒動などで混乱の真っただ中にあったバルセロナ。チームの立て直しを求められているロナルド・クーマン新監督は、地元メディアで“軍曹”扱いされ始めているようだ。
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スペイン紙「マルカ」は、無冠に終わった前シーズンの結果を受け、キケ・セティエン前監督を解任して迎え入れたクーマン監督の指導スタイルについて注目。記事によると、ここ近年“ゆるめ”だったバルサのトレーニングセッションの強度レベルを改善することを優先事項の1つとしたようだ。
バルサのトレーニングについてはここ近年、クラブを退団した選手からトレーニング強度についての不満が出ることがあったほどだが、クーマン監督は1回のトレーニングをまず従来の1時間から1時間半に延長。それぞれの練習メニューもインテンシティを高めているという。またトレーニング1時間前には練習場に到着し、練習開始が9時30分とすれば、その時点で心身が高まり切った状態にすることを求めている。
クーマン監督は就任直後、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスやクロアチア代表MFイバン・ラキティッチら長年の主力を“構想外”としただけでなく、最終的に残留を決断したメッシに対しても「特権はない」と伝え、それがメッシの退団騒動のきっかけの1つになったとも言われている。
ロッカールーム内ではすでに「軍曹」と呼ばれているともされるクーマン監督。衝突を恐れない感がある新たな指揮官だが、シーズンを通じてこの基準を維持できるか、そして選手の人心掌握をやりきれるのかがカギとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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