マンUが新シーズンのサードユニフォームを発表も…英紙は酷評「史上最悪のサードユニフォーム」

　マンチェスター・ユナイテッドは現地時間8日、2020-21シーズンのサードユニフォームを発表した。斬新なゼブラ柄のデザインに対し、英メディアは「ベッカムでさえ着こなせない！」「とんでもないデザイン」「史上最悪のサードユニフォーム」と指摘し、反響を呼んでいる。

　昨季3位でシーズンを終えたユナイテッドは、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権も獲得。今夏の移籍市場ではアヤックスからオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークを獲得し、新シーズンでの欧州制覇とプレミアリーグ奪還に向け、順調なチーム作りを進めることができている。

　そんななか、クラブは20-21シーズンのサードユニフォームを発表。白黒のゼブラ柄となっているが、英紙「デイリー・メール」は「ベッカムでさえ着こなせない！　ゼブラ柄をテーマにしたユナイテッドの新ユニフォームは、とんでもないデザインでファンの怒りを買った」と見出しを打ち、斬新なデザインに懐疑的な視線を送っている。

　ユナイテッドはポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、同DFアーロン・ワンビサカら主力メンバーがモデルとして着用しており、クラブの英雄でもある元イングランド代表MFデイビット・ベッカム氏も古巣の新ユニフォームを着て宣伝していた。

　しかし、記事では「サポーターは感銘を受けていない。史上最悪のサードユニフォームという声まで出ている」と指摘しており、「ベッカムもモデルに名乗り出たが、ベッカムでさえ着こなせていない！という意見はあながち間違えではなかった」と辛辣な見解を示している。フィールドプレーヤー10人が新デザインのサードユニフォームを着用する試合では斬新な光景がピッチに広がるのかもしれない。