初陣に臨むアギーレ新監督が試合前日に会見 「ウルグアイに敬意を払うが、恐れはしない」

すべてのボールに強く行きたい

―初戦を控えてのご自身の気持ちと、4日間の準備期間の中で満足させるモノがあれば教えてください。
「月曜日に到着した選手もいれば、火曜日に合流した選手もいる。そして、長谷部の離脱は残念ですが、唯一23人でできた練習が昨日のセッションでした。しかし、希望を感じています。ベテラン選手もいますし、若手選手もいます。ただ、私も含めて早くプレーしたいと思っています」
―相手のウルグアイは、ずる賢さを持っていると思いますが、フェアプレーとマリーシアという相反するモノを共存させていくことをどう考えていますか?
「私は選手とはそういった話をしません。ボールを持ってプレーしよう。ボールを持ったときに、何をすべきか。持っていないときに何をしなければいけないのか。そういうことを指導しています。もちろんフェアプレーを重視しています。ですが、それは戦わないと、イコールではありません。すべてのボールに強く行きたいと思います。ウルグアイに敬意は払いますが、恐れはしません。ウルグアイのほうが経験豊富でラテン人特有の特長を持っているかもしれませんが、恐れてはいません。われわれが持っている武器で戦いたいと思います」
―この2試合で22人を試したいと言う一方で、勝利への気持ちも常に語っています。選手のテストと、勝利という結果は共存するものだと思いますか?
「それが代表監督の仕事です。どの代表監督も勝利を求めながら、選手をテストしなければいけません。それが私の仕事だと思っています」
―ミーティングで選手たちに、どんなことを呼びかけて試合に臨みたいと思っていますか?
「ミーティングの前に、それを公の場で発言してメディアを通じて、彼らが知るということは避けたいと思います。でも、モチベーションを上げて、希望を持ってピッチに臨めるようにしたいと思います」
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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