南野拓実、リバプール王座防衛の秘密兵器? 英メディアが進化に期待「新たな次元に」
強力3トップに次ぐスコアラーとなれるか 南野が「問題解決」のキーマン
日本代表FW南野拓実は王座防衛を狙うリバプールの“秘密兵器”となれるだろうか――。海外サッカーメディアが現在好調を維持する南野の可能性について特集している。
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今年1月にオーストリア1部ザルツブルクからリバプールへ移籍した南野。チームは悲願のプレミアリーグ初制覇を成し遂げたなかで10試合に出場して優勝メダルを手にしたものの、得点には絡むことができず、不完全燃焼でシーズンを終えた。
勝負の2年目に向けて調整を続けている今夏のプレシーズンではアーセナルとのコミュニティーシールド、ブラックプールとのフレンドリーマッチで連続ゴールを決めてアピールしている。熾烈なポジション争いのなかで、どれだけ出場機会を手にすることができるかに注目が集まる。
そうしたなかで「南野拓実は今季、リバプールの秘密兵器になれるのか?」と特集したのは英スポーツ情報サイト「Sportskeeda」だ。同メディアは「昨シーズン終了後、25歳の南野はチームから孤立していたように見えた。一部のファンはこの契約に疑問を持ち始めていた」と不安要素があったことを取り上げつつも、その一方で今夏のプレシーズンの活躍により、そうした不安が徐々に取り除かれていると見ている。
そして、記事では南野がフィットできれば、チームとしてもう一段階上のレベルに到達することが可能として、次のように記されている。
「アーセナルとブラックプールの試合で得点を決めた後、彼(南野)がさらに得点を決め始めれば、リバプールは問題を解決できるかもしれない。昨シーズン、有名なフロントスリー(フィルミーノ、サラー、マネ)に次ぐチームのトップスコアラーは5得点のDFフィルジル・ファン・ダイクだった。新たなゴールの驚異が増えれば、それはリバプールの攻撃を新たな次元に導く可能性がある」
南野はザルツブルクではシーズン二桁得点&アシストを記録するなどゴールに絡むプレーでチームに貢献していた。フィルミーノ、サラー、マネの3トップの負担を減らすバックアッパー不在というチームの課題を解消しうる存在して、南野への期待は高まっているようだ。
在籍2年目のシーズンを迎える南野。プレミアリーグ連覇を目指すチームのなかで、自身の価値を証明することができるだろうか。