6日の開幕戦パリFC戦でリヨンの4-0勝利に貢献、熊谷も驚き露わ「まさかの2得点」

　なでしこジャパン（日本女子代表）DF熊谷紗希が所属するフランス女子1部リヨンが、現地時間6日のリーグ開幕戦パリFC戦で4-0と快勝したなか、熊谷が2ゴールをマークして幸先の良いスタートを切った。

　熊谷は2013年からリヨンに所属し、8月30日の昨季UEFA女子チャンピオンズリーグ（CL）決勝ヴォルフスブルク戦（3-1）で無回転ミドルシュートを叩き込み、前人未到の大会5連覇に大きく貢献した。

　激闘から1週間後に新シーズンが開幕したなか、欧州女王リヨンが開幕戦で4ゴールをマーク。そのなかで2ゴールと存在感を示したのが熊谷だ。1-0とリードして迎えた後半23分、右CKからDFワンディ・ルナールがヘディングシュートを放ち、こぼれ球に反応した熊谷が倒れ込みながらボレーシュートで追加点を奪った。

　さらに同41分、再び右CKから同じようにルナールが頭で合わせ、混戦からのこぼれ球を熊谷が倒れ込みながら流し込み、この日2ゴール目をマーク。これがダメ押しゴール目となり、チームは4-0と好発進を切った。

　クラブが公式ツイッターで試合のハイライト映像を公開した一方、熊谷は自身のインスタグラムで「開幕戦4-0で勝利しました　まさかの2得点」と驚きを露わにしつつ、「仲間に感謝して、また引き続きいい準備をします」と気を引き締めなおしている。

「素晴らしいダブル」「グッドジョブ！」「凄い」などのコメントが並び、海外のファンからも「ブラボー、サキ」の声が上がるなど称賛の嵐となっていた。