ポルトガル新星は「悪夢になれることを証明」 代表初ゴールを海外称賛「偉大なタレントに…」
ジョアン・フェリックスがNLクロアチア戦で豪快な一撃を突き刺す
ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは現地時間5日に行われたUEFAネーションズリーグ(NL)クロアチア戦で、代表初ゴールを記録した。ペナルティーエリア外からの強烈な一撃に、海外メディアは「相手にとって悪夢」と注目している。
20歳のフェリックスは、昨夏の移籍市場でベンフィカからアトレティコ・マドリードに移籍金1億2700万ユーロ(約160億円)で加入。1年目はリーグ戦27試合6得点の結果を残し、2年目の新シーズンはさらなる活躍が期待されている。
2020-21シーズン開幕を前に、ポルトガル代表の一員としてNLクロアチア戦に臨んだフェリックス。ポルトガルはFWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)を欠いていたが、DFジョアン・カンセロ、MFディオゴ・ジョッタのゴールでリードを奪うと、後半25分にフェリックスの見せ場がやってくる。
ペナルティーエリアすぐ外のゴール正面でボールを受けたフェリックスは、ワントラップから右足を一閃。強烈な弾道のシュートはGKドミニク・リヴァコビッチの手を弾き、豪快にゴールネットを揺らした。その後、互いに1点ずつ決めて試合は4-1で終了となっている。
ポルトガル代表としてはノーゴールが続いていたフェリックスにとって、これが代表初ゴール。スペイン紙「マルカ」は「フェリックスは“偽9番”として相手にとって悪夢になれることを証明した」として、「偉大なタレントに今一度目が向けられることになる」と称賛している。
ベンフィカ時代から“神童”として注目を浴びつつも、アトレティコでの1年目は思うような活躍を見せられない時期もあったフェリックス。代表でのブレイクスルーを機に、新たなステージに到達することができるだろうか。
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